児童発達支援の内容とは?【発達障害等の子どもの保育、利用した感想】

この記事を読むと‥。児童発達支援(就学前まで通えるデイサービス)の内容が解ります。療育をしている所もあれば、保育園のように預かってくれる所もあります。息子が何か所が実際に通っていたので、実際にどんな場所なのか、施設ごとの特徴を書きたいと思います。

どんなタイプの児童発達支援(デイサービス)があるのが知りたい方、読んでみてください。

目次

0歳~小学校入学前までの未就学児が対象【児童発達支援】

別の記事で書いた「自治体の療育、療育園」と少し違うタイプなのが、今回の記事で紹介する「デイサービス」です。
いろんなタイプのデイがありますが、車で子供を家まで迎えに来てくれる、事業所によってさまざまですが、4時間程度預かっていただいて、帰りも車で家まで送って頂ける・・という事業所さんが多めです。

小学校入学から、18歳までのお子さんは「放課後等デイサービス」という事業所になります。

お母さん、お父さんも、子供と離れたい、休みたい、自分の時間を持ちたい、家事を進めたい、パートをしたいなどのニーズに応えてくれます。保育園と違うのは、利用に就労の有無などは問われません。集団行動が出来ないなどの理由で断られることもなく、大抵は先に申し込んだ順、一杯であれば空いたら連絡をもらえる、という感じです。

申し込みの仕方

直接行ってみたい施設に電話をかけて、まずは見学に行ってみると良いと思います。児童発達支援(デイ)は療育園や、自治体の療育施設と比べて場所も多いです。

インターネットで調べる、こちら(リタリコより抜粋)からでも調べられます。市役所、区役所の「障害福祉課」でも地域の児童発達支援の一覧がもらえると思います。

曜日を決めて、曜日固定で利用、という事業所さんが多かったです。(他の曜日は空きがあれば急遽でも利用できました。)

利用することが決まると、事業者さんと契約を結びます。書類に印鑑をたくさん押します、細かい説明も受けるので少し時間もかかりました。

利用上限

受給者証の決定した利用日数の範囲内で利用できます。児童発達支援事業所の掛け持ちも可能ですが、同一の日に利用するのは不可。

持ち物

  • 持ち物は、汗やおもらし等で着替えることがあるかもしれないので、着替え一式。

  • オムツ(トイトレ中の場合は布パンツ、トレーニングパンツなど)

  • お昼の時間にかかる場合はお弁当、食器。

  • おやつは大抵1日100円程度で事業所さんが用意してくれますが、アレルギーなどある場合はおやつ持参。

  • 麦茶は出してくれる事業所さんが多かったですが場合によって水筒。

  • エプロン(お昼ご飯やおやつ作りがある場合など)
  • お昼寝したりする場合はタオルなど。

うちの息子はポケモンが大好きなのでポケモングッズ多くなりがちです。

1【しっかりした印象の事業所】

  • 息子が最初に利用した事業所でした。肢体不自由のお子さん中心でしたが、小さいうちは当てはまらない子も利用OK。
    連絡がマメで、迎えに来る5分前に電話をくれました、車での送迎担当は二人体制。

    子供を帰りに送ってきてくれる時に出席したという確認の印鑑を押します。(印鑑も1回1回のところもあれば、まとめて月末に押す事業所もありました。

  • 職員さんが感じが良い、児童発達支援管理責任者の人の感じが良かったです。

  • 活動内容は、工作、音楽(カスタネットなどの簡単な楽器)、はじまりの会、終わりの会、自由時間など

  • 夏はビニールプールもしてくれました。トイトレは家庭の進み具合に応じて合わせて支援してくれました。

  • 預かり時間は10時から14時、平日のみでした。

2【自由な雰囲気の事業所】

  • 車でのお迎え、到着時に電話が来ます、行き、帰りともに送迎担当は1人。

  • アクティブな事業所で公園など外遊び多め、ケガしてくることが多かった事業所・・病院へ行くほどではありませんでしたが、顔を切ってきたり、痣ができていたり・・。お部屋の中での活動は上の内容と同じです。


    この事業所は就学後から利用できる「放課後等デイサービス」を持っていたので、空いていればそのまま入れるかな?と思い、契約してみましたが、息子、馴染むのに時間がかかりました。殺風景な何もない部屋という印象でした。

    おもちゃなどは出してくればありますが。

  • 預かり時間は9時から15時まで、土曜日も開いてましたが、ケガが気になり、途中で契約終了にしました。

3【療育重視の事業所】

  • 病院系の併設されている児童発達支援。きちんと療育します!という雰囲気でした。

  • 預かりの時間が短かったです。放課後等デイサービスも行っておりましたが、そちらも預かりの時間が短い。
    手先を使ったり、「療育」という雰囲気が強かったのですが、


    息子はこの時、親子療育には週二回通っていたので、預かりの方を重視したかったので、途中で契約終了にしました。 職員さんの感じは良く、「療育、療育」しているところは、親が送迎したり、

    時間も1時間など本当に塾感覚の事業所もあるので、車での送迎はありで、療育も求めているなら良い事業所さんだな、という感じでした。

4【日曜日も開所している事業所】

  • 職員さんの雰囲気も良く、最初は少人数からスタートした日曜日。図書館のように絵本がたくさん揃っていたり、とてもお世話になりました。放課後等デイサービスもありましたが定員(10名)が空かず、年長までで契約終了しました。

  • こちらも車での送迎が二人体制、家に到着する少し前には連絡をくれました。

  • 日曜日がたまたま人数が少なかったので、息子もゆっくりと慣れることができました、だんだん定員が埋まりましたが。

画像は、デイの工作で作ってきたものです。ハーバリウムのような?ハロウィンの時期で、中にハロウィンっぽいものが入っています。他にも折り紙で工作を作ってくることが多かったです。

みんなで、すごろくなどのゲームをする事もあります。たまに車で外出して公園など遊びに行くこともあります。

あとはおやつ作りですね。ホットケーキやゼリーなど、お昼ご飯やおやつを作ってくることもありました。活動内容的には私が見た中ではどこもそこまで大差は無かったです。

スノードーム作り、時間も潰せるし親子で楽しめそうですね!

5【預かり重視の事業所】

  • 働いている人には助かる!!朝は8時から、夜は18時までの事業所。年末年始も当時は開所していました。
    内容は普通。外遊びもあります。
  • こちらは送迎担当は1人。
みお

私はパートに出たかったので、長時間の事業所は魅力的でしたが、定員が一杯で、曜日固定の契約はできず、空いた時たまにしか入れませんでした。

6【リタリコジュニア】【コペルプラス】

送迎は保護者。教室はたくさんありますが、自宅近くに無い場合、通うのが大変かなという印象です。うちは当時、片道電車で30分でした・・連れて通うのがやはり大変で、自治体の療育をきっちり受けることにもなったので、辞めてしまいましたが・・。

療育中、親はモニターで子供の様子を見ます。授業時間は50分前後くらい、最後にフィードバックがあります。

自費コースと、通所受給者証を使うコースに分かれています。

親の負担はありますが、しっかりと療育を受けさせたい方にお勧めです。

コペルプラスは当時近くになかったので見学に行ったことも無かったのですが、こちらもしっかり療育が受けられるタイプの事業所さんなのかなと思います。息子が通えない年齢になってから、就学前の年齢の子対象の施設が自宅近くに開業されていて、数年前だったらなあ・・と思いました。

まとめ

預かり重視、療育重視、送迎、時間など、事業所さんによってさまざまな特徴がありますので、何を重視するのか考えて、色々見学へ行ってみると良いと思います。

今はあまり無いかもしれませんが、テレビを見せているだけの事業所なども存在するようですので、見学の際に心配なことは色々聞いておくと良いと思います。

個別指導の時間として、手先の遊びをさせて、職員さんに見てもらう、集団活動として、みんなで工作、音楽などその日によっていろいろ、自由時間、という感じの事業所さんが多かったです。リタリコとコペルプラスは車で送迎してくれるデイサービスとは、時間も短いのでまた少し違う内容になると思います。

車での送迎時間は利用者さん10名ほどの送り、迎えルートを事業所さんが決める感じで、大体の迎え、送りの時間が決まっていましたが、自分で送迎する場合は、営業時間内であれば何時でもOKという事が多かったです。

下の記事は、自治体の親子療育に関しての記事です、保護者も同伴で長時間の療育をします、興味のある方は読んでみてください。

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