- 息子 療育園→小学校支援級→普
通級+通級 現在小学生。 - みお パート主婦。おでかけ好き。
- 旦那 息子に勉強を教えてくれる。
- ハムスター 臆病な性格の1歳。
筆者の自己紹介です。
一瞬でどこかへ消える息子
息子が2~5歳くらいの頃、とにかく常に動いていて、とてもわずかな時間でもじっと待ってくれませんでした。
どこか遠くへ走り去って消えます。
小児科の先生にも、まだ息子の発達について本格的に悩んでいなかった頃から、「多動?」と聞かれたりしました。

なので常に目を光らせてます。
よその子は、2歳にもなると、だいたいは親の後ろや近くにいるし、
ママさんも手を離して歩いてるし、いいなあ~~と長年思っていました。
でも、療育の先生が言うには息子、これでも多動という程では無いというのでビックリです。
困りごと① 玄関のカギを閉める間の一瞬でどこかへ行ってしまう
対処法。
息子にカギを閉めさせてみた。
これで立ち止まらせることができるかな?と・・。
ところが、うまく閉められなかったりで怒りだす、、、。で、その場で「しゃがんで待つ」。と言い聞かせて絵でも説明して、『しゃがんで待つ。』というのをやっていた時期がありました。しゃがんでる分、すぐには走り去れないかなと。
駐輪場で自転車を止める時の待たせ方
家の駐輪場が、子供を乗せたまま用意をして、カギを抜いて、最後に子供を降ろせる・・というスペースがなく、どうしても先に息子子供を降ろして、自転車のカギを抜く、という動作をしないといけなかったんですよね。
で‥。
対処法
1から10まで書いた紙を持たせて読ませてみた、、、が、やはりすぐに効果がなくなってくる。
そこで・・・。
ミニ絵本を読ませる。
これはまあまあ効果ありでした。
よくやっていたのは、『ここで待つ』と絵に描いて言い聞かせてから、ミニ絵本を渡して待たせていました。
慣れてない場所などの場合のためにミニ絵本はいつも持ち歩いていました。
「アンパンマンとどうぶつ」実際にこの本を持たせていました。動物が好きだったので良く見ていました。他のシリーズもあります。
私のウエストポーチに入れておいて、この絵本は小さいからスッと出せて便利でした。持ち歩くのも軽いですしね。
色々試しましたが、うちの場合はミニ絵本が一番良かったです。
困りごと➁ 並べない
親子療育の時も、手を洗う順番を並ぶのが出来ず、割り込もうとしたり、待たせると癇癪起こしたり‥。先生から二番目から並ぶとよいと言われましたが(一人分は並ぶ練習)、



療育の遊びの時間が終わる時に、手洗いに一斉に行こう!
となるのですが、息子は切り替えが悪く、遊びを終えるのが遅かったので、うまく二番目になんてなれませんでした。
結局毎回なんとか待たせていたけど大変・・という感じでした
滑り台はまだ並べます。
対処法
手を洗うことに関してはあまり良い対処法は無かったのですが・・、ディズニーランドで並ぶ場合は、「きちっと一歩も動かないで並ぶ!」とかでなく、ロープの中に入ってれば良いという事で、意外と待てました。後は旦那に抱っこしてもらったりですね。
私も旦那もあまり並びたくはないので、行く際は空いてる平日を見計らい、人気のものは当時はファストパスを使っていました。(現在ファストパスの制度は無くなりました。)
プールのウォータースライダーも並べませんでした‥。
対処法というか練習
夏のプールは昼間は混むので、夕方遅くの空いてる時間に室内の温水プールに行って、並ぶ練習をしました。(5分くらい)
遠くへは行きませんが、列からは出てフラフラしてしまうので、私と旦那が並んびながら、「ここにいないと出来ないよ?やめる?」と本人に聞き、「やめない!」と言ってきてようやく並びます、、、。
同じことを何度か繰り返しますが。
困りごと③電車での待ち時間
ホームで待たせるのが、あまりにも心配で長いことベビーカーを使っていました。なので乗り換えがあると大変です。
一応手は短時間は繋げたので手をつないで、片手はベビーカーを畳み、階段を上り下りしました。(エレベーターの無い駅)
対処法
旦那と出かけるときにベビーカー無しを練習しました。
私とも、雪の日に療育の親子教室の日に当たってしまい、そのとき初めてベビーカー無しで電車に乗りました。確か3歳の冬ですね、、、。
私のバッグは、すぐに物が取り出せるようにパスモをウエストポーチに入れておきました。
ミッフィーがかわいいです!


困りごと④ 買い物、外食、病院の待ち時間
対処法
基本一緒に買い物しません。療育園やデイサービスに通っている間に行って来ちゃいます。あとは週末ですね。
週末に買い出しに行った時は、旦那と息子は、他の場所で遊んでいてもらったり、休憩スペースでシールブックをして遊んでいてもらいます。
ファミレスなどの料理が来るまでの待ち時間や、食べた後少しゆっくりする時は、シールブックが活躍中です!
動物、恐竜、車、などあります。 ダイソーで売っている「恐竜」「車」などもよく使っていました、女の子向けのシールブックもかわいいのが売っていました!
息子の「待つ」練習のためには、わざと買うものを1つ位作っておいて、息子と二人でレジが混まないスーパーへ行き、1つ買って(私が元から買う予定のもの)帰る事もたまにしていました。
今現在はセルフレジが増えたので、お会計を子供にやってもらっています。
花火大会の場所取り
花火大会の場所取りは、1時間前くらいに現地に着くように行き、レジャーシートを敷いたらシールブックさせてます。
シールブックは飽きないように、普段はやらせません。プラレールやトミカのシールもやらせました。これもなかなか活躍してくれました!
シールに目覚める前はやはりスマホでしたね。スマホゲームです、、、ただゲームだとうまく行かないと怒るし、いつも「やりたいやりたい!!」と、言うようになってしまうので、なるべくやらせたくなかったです。
今現在息子は小学生なので、もうシールブックではごまかせなくなってしまい、携帯のアプリになってしまっていますが・・小さい時はシールブック、有効でした^^


病院の待ち時間
小児科はキッズスペースの有るところへ行きます。アニメも流してくれたりしていてありがたいです。
あと最近はネット予約が出来るところが多いので、助かります!ほんとの短時間なら、キッズスペースが無い病院でも、そこにある絵本でやり過ごします。 薬局もテレビでアニメを流してくれる薬局へ行ったり、日にちに余裕があるときは、翌日私だけでもらいに行きます。
今現在はコロナで、キッズスペースのおもちゃや、絵本は無くしているところが多いですけどね。
困りごと⑤ 車の中での過ごし方
車の中は、小さい頃は嫌がってずーーーっと大泣きしていた時期がありました‥。近所のスーパーとかの短時間でさえも。
対処法
泣いていても「構わない」で、諦めさせました。
で、諦めて静かに窓の外を見てます。
旅行や渋滞などあまりにも時間がかかり、寝てしまうと夜に響くので、そういう時のみ、タブレットで運転席の椅子のうしろに固定し、後ろでアニメを見せています。
今現在は車酔いするようになってしまったのでアニメを見せるのはやめました、ぼーっと景色を見ているか、寝るかになります。
療育の場では、移動教室の時は手をつないで列で並んで移動するようにしていたようです。勝手にぱ~~っと行っちゃうのが少し防げる感じですね。
「手をつなぐ」も最初は出来なくて出来なくて大変でしたが・・。
まとめ
多動が酷かったころは大変でしたが、療育の先生にも相談し、工夫、こちらが配慮すればできる回避で乗り切れるところは乗り切る、という感じで過ごしていました。
一般的には多動は年齢が上がるにつれ少しずつ落ち着いてくるようです。
息子は小学生になった今でも、じっとしていること自体は苦手ですが、声掛けなどで待てるようになってきました。
adhd、多動な子の幼稚園選び、進路決めについてはこちら。


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